本年の採用有無や、採用条件を保証するものではない事、ご留意ください。
林 香里|鈴鹿医療科学大学
母のような医療人になりたい。失敗を恐れずに頑張ります。
母が看護師をしていて、私も人の役に立てる仕事をしたいなと思って育ちました。けれど注射を打つのが怖くて看護師はあきらめ、医療系の仕事を考えていたところ薬剤師の存在を知りました。母は仕事と家事と子育てでたいへんそうでしたが、活き活きと働いていたので、私もそうなりたいと思います。
私はまだ社会人1年目。4月に東京で、全国から新人が集まって行われる研修に参加してきました。薬のことや仕事のこと以外にも、保険点数のことなど多岐にわたる研修内容で、講師の先生の知識の豊富さにすごいなと圧倒された4日間でした。
その中で、疑義照会の練習として、処方せんを見てどこをどう変えるかを自分で調べ、実際のドクターに話すようにロールプレイをしていた時、私が考えてもいなかったようなことまで調べていた新人がいて、とても刺激を受けました。
現在はOJTで研修中。お薬のチェックと、ピッキングしたお薬を先輩に渡すなど調剤室での仕事が中心です。でも、まだ軟膏の調合に時間がかかってしまったり、一包化で先輩に手伝って貰う事も…。
学生時代は、薬剤師は調剤と服薬指導の繰り返しというイメージでしたが、実際はいろんなことが起こるので、簡単な仕事ではないなと実感しています。忙しいと調剤室も引き締まった雰囲気になります。
いろんな先輩がおられるのですが、みんなすごい知識を持っていて、あこがれます。まだまだ半人前で、まずは、一人で仕事がこなせるレベルまでなりたいです。仕事が上手くいかないときは、同じ医療人である母に相談することもあります。そんなとき母は「新人は失敗しながら覚えていくもの、大丈夫、大丈夫!」と励ましてくれます。
後輩の皆さんには「理想と現実はちがいますよ」とお伝えしたいですね。5年生の実習は、自分がどこに向いているか見極める時期。私は病院実習で輸液などのミスが多くて悔しい思いをしました。手術直後で痛がっている患者さまが、何と仰ってるのかわからなくて困ったこともありました。でも病室を回って患者さまと話すのは好きだったので、病院ではなく地域の調剤薬局が自分にはぴったりだと思いました。
れいんぼう薬局の良いところは、ふだんから実習生を受け入れているので、若い人を育てるという気持ちが組織全体にあるところ。こんな私でもあたたかく見守ってくれているので、安心して働けますよ。
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