本年の採用有無や、採用条件を保証するものではない事、ご留意ください。
S.Y.|兵庫医科大学
地域と患者さまに貢献できる薬剤師を目指したい!
私がこの会社を選んだのは、学生時代から地域に貢献できる仕事がおもしろそうだと考えていたことが第一の理由です。大手には行きたくなかったのと、地域に根ざした調剤薬局で働きたいと入社を決めました。
一般の方には「薬剤師は薬を出すだけ」と思われて、もどかしい気持ちがありました。薬剤師の職能を活かす方法は、「患者貢献」だと思います。そのひとつが「在宅医療」。現在は1軒の個人宅と、5ヵ所の施設を担当しています。
訪問先で患者さまにお通じのことをお聞きすると「上手く出てる」とおっしゃるし、処方された便秘薬を使っている形跡もありません。残薬を減らしたいので「便秘薬はやめておきましょうか?」と言っても、納得してくださらない。軽い認知症のある方なので、うまく説得できなくて難しいなと思います。
けれど「わざわざ遠くからありがとうね」という言葉はうれしいですし、「薬の管理もしてくれるし、在宅で療養を続けたい」と言っていただくと「必要とされていた!」という思いにジーンと来ます。薬局の窓口とちがって素の表情を見せてくれますし、在宅の現場で患者さまと会話するのは楽しいですよ。
入社5年目、新卒で配属された神戸の店で2年間勤務して、安富に異動してきました。神戸の実家からは遠いので、初めての独り暮らし中。野菜炒めなど簡単なものですけど、ちゃんと自炊もしています。
うちは何でも対応する診療所の門前なので、内科、整形外科、小児科、皮膚科など薬のジャンルも幅広く、抗がん剤なども扱います。風邪の流行る冬には、1日の処方せん数が150枚に上ることも。忙しい毎日ですが、先輩方に助けられて頑張っています。
念願だった地域貢献活動として、老人ホームで3ヵ月に1回の勉強会と、公民館で市民向けの講習会「すこやか教室」の講師を担当しています。
後輩の皆さんには「患者さまのことを第一に考えてください」とお伝えしたいですね。患者さまは何げなく言ってくれているだけですが「ありがとう」の一言が、薬剤師の原動力になりますよ。
薬学部の5年生は、研究、勉強、実習といっぱいいっぱいの時期ですが、がむしゃらに取り組んで、いろんなものを吸収してください。ムダじゃないかと思うこともあるかもしれないけど、将来きっと役に立ちます。私も「こんなんどこで使うねん」と思っていたことが、国家試験で役に立ちました。
将来は管理薬剤師や店長も経験したいけど、投薬窓口や在宅医療での一対一のコミュニケーションは、続けていきたいと考えています。
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- 法人名
- 株式会社ハリマ調剤薬局
- 担当者名
- 藤堂(トウドウ)
- 住所
- 〒675-0066
兵庫県加古川市加古川町寺家町48-7
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