私は現在、加古川店と尾上店の薬局長を仰せつかっています。

今から十数年前に、私はハリマ調剤薬局と出会いました。

実は私の郷里は、高知県です。なのになぜ、兵庫県のハリマ調剤薬局だったのか。

きっかけは、当グループが行っていた生薬への取組み、そして店舗展開の動きに共鳴したこと。

就活はここ1社に絞ったという経緯があります。

あれから長い時がたって、土佐っぽの私も、今ではれっきとしたハリマ人になれた気がします。

薬局長として、私が気をつけていることは、薬剤師や事務職すべての人が働きやすい環境づくりを徹底することです。

特に休暇や研修参加のための休日取得の希望については、確実に叶えてあげられるよういつも気をつけています。

また当グループでは、薬剤師協会の認定薬剤師の取得へ向けて、全面的にバックアップしていこうという

積極的な姿勢があり、対象の後輩たちがセミナーに進んで参加できるよう、シフト組みについても細かく配慮しています。

結果として、認定薬剤師取得の割合も、またその取得の速さも誇れるものがあるのではないかと思います。

また薬局長としては、過誤防止を大前提に効率化を求めていくことも、患者様のためには大切だと思っています。

自動ピッキングや分包機など先進機械の導入は、過誤防止と効率化の両方に役立つこともあり、

積極的に取り組まれてきています。

また一方では、調剤と監査における厳密・徹底化についても、より深く図っていくべきと考え、

身近なヒューマンエラーを起こさない、ちょっとしたオリジナルな工夫も実践しています。

これからも、「患者様が何を求めておられるか」について、この目と耳でよく感じ取り、店舗のマネジメントに結び付けたいと思っています。

医師には聞きにくい言いにくいことも、調剤薬局なら気軽に話せるということも、患者様にはけっこうあったりします。

そういった声を受け止め、医師へのフィードバックも心がけながら、医・薬一体となって、患者さんの幸せに貢献したいと思います。

と同時に薬局長としては、すべての局員が幸せであり続けるよう、自分ができることなら何でもやっていきたいとも思っています。