当院は甲府市が運営する公立病院で、病床数約400を有する地域の中核病院です。救急指定の医療機関であり、内科系から外科系まで、ほぼすべての診療科目に対応しているため、地域の皆様が安心して利用できる病院として認知されています。また、災害拠点病院であるとともに、第二種感染症指定医療機関でもあり、山梨県の医療において重要な役割を担っています。

　当院の院外処方率は90%を超えており、薬剤師の業務は主に入院患者さんを対象としたものになります。全ての病棟に薬剤師が配置されており、全入院期間を通して、薬物療法の安全性と有効性の確保に努めています。2016年から病棟薬剤業務実施加算の算定を開始しており、また、入院患者さんへの薬剤管理指導件数は、10年以上前から県内トップクラスを維持しています。医師のカンファレンス等へも薬剤師が参加しており、医師との協働体制が構築されています。

　チーム医療にも力を入れており、院内感染対策、緩和ケア、NST、医療安全、DMATなど、各分野で薬剤師が活躍しています。また、近年では通院で抗がん剤治療を行うことが非常に増えてきており、薬剤師が専門性を発揮して、全ての抗がん剤の調製に関わっています。

＜基本理念＞

いのちに光を、心にやすらぎを

＜基本方針＞

・患者さんの立場を尊重し、まごころの医療を提供するよう努めます。

・質の高い医療を提供するよう日々努めます。

・地域の医療機関との連携を深め、地域医療の向上に努めます。

・心あたたまる、快適な医療環境づくりに努めます

・効率的で健全な経営基盤の確立に努めます。